Ginseng ジンセン 2015年春号

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今すぐ役立つ健康講座③え?!「春のだるさ・倦怠感」って肝臓のせいなの?

冬の終わりから春にかけて、肝臓は溜まった老廃物を一気に処理するため、働き過ぎて機能が低下しやすくなります。すると、全身にだるさや倦怠感が…。このような不調を防ぐためにも、しっかりと肝臓をケアしましょう。


春の不調に関わる、肝臓の働きとは?

肝臓は「人体の化学工場」と呼ばれるほど、多くの機能を持っており、その種類は実に500以上にも及びます。中でも、春の健康状態に深く関わってくるのが〝解毒機能〟と〝代謝機能〟です

 
■解毒機能

肝臓の働きといえば、アルコールの分解を思い浮かべる方も多いでしょう。このように、アルコールや老廃物、毒素など、身体にとって有害な物質を分解し、汗や尿として排泄するのが解毒機能です。
肝機能が衰えると解毒が滞るため、体内に老廃物や毒素が蓄積します。その結果、だるさや倦怠感を感じるようになるのです。

■代謝機能

肝臓で行われる代謝とは、炭水化物やたんぱく質などの栄養素を、身体の各器官が使いやすい形に変えること。代謝がうまく行われないと、各器官に栄養が行き渡らず、全身がエネルギー不足に陥ります。

肝臓で行われる代謝の流れ

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肝臓の機能低下は、数値で確認しよう!

肝機能の指標として有名なのが、GPT・GOT・γ-GTPです。これらは、解毒や代謝に関わる酵素の一種。肝臓に多く存在し、アルコールや毒物の攻撃を受けると、血液中に流れ出す特性を持っています。健康診断で確認できる数値は、血液中に流れ出した、これらの酵素の量を測定したもの。つまり数値が高いほど、肝臓がダメージを受けているといえるのです。

 
高麗人参のパワーで春のだるさを撃退!
◎肝臓の働きを助ける

高麗人参は、たんぱく質の合成能力を高めたり、新陳代謝を促進させるなどの作用で、肝臓の働きをサポートします。また有用成分ジンセノサイドには、肝機能を回復させる働きがあることもわかっています。下は肝機能回復に対する、臨床試験の結果です。

慢性肝炎の患者10人に、高麗紅参末を3g/日(朝昼夜の食前に分けて)与え、GPT・GOT・γ-GTPを測定した結果。

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◎アルコールの分解をサポート

ワンポイント生活術 花粉などを洗い出す 鼻うがいでスッキリ

春は花見などの宴会が増え、ついお酒を飲み過ぎてしまう時期。過度の飲酒は、余計に肝臓を弱らせてしまいます。高麗人参はアルコール分解酵素を活性化させて、アルコールの分解を促進。悪酔いや二日酔いを防ぎます。

 
◎血流を促進する

高麗人参は、造血作用や赤血球の変形能力を高める作用で、全身すみずみに新鮮な酸素や栄養分を送り届けます。こうした働きによって、春の不調を解消します。

春こそ、高麗人参を飲んで肝臓をいたわり、だるさや倦怠感を吹き飛ばしましょう。

ワンポイント生活術 花粉などを洗い出す 鼻うがいでスッキリ

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