今はまだ、スタート地点。私たちの研究成果を世界に広めていきます。(長谷川)
――― 特許取得が決まった、今の気持ちを聞かせてください。
長谷川:非常にうれしく思っています。高麗人参については、研究分野でも長い歴史があり、世界中で様々な特許が取得されています。そんな中で、「今までにない新規性」と「容易に真似できない進歩性」があると認められたわけですから。
私たちの研究成果を世界に広げていくため、現在はアメリカへも特許を申請しています。今後はヨーロッパ、中国、韓国…と順次、取得予定。まだまだ一息つくには早いですね(笑)。
――― 今回、取得した特許はどういった内容なんですか?
長谷川:有用成分ジンセノサイドの、もっとも効果的な組み合わせに関する特許です。具体的にいうと、40種類以上あるジンセノサイドの中で、特にジンセノサイドRb1/プレミアムジンセノサイド / の3成分が一定量以上含まれ、なおかつ一定の比率を保っているというものです。
――― イメージがつきにくいのですが、どんな効果が得られるんでしょう?
長谷川:まず、機能性の高いプレミアムジンセノサイドが豊富なので、より多彩な作用が発揮される上、実感力も高まります。また、3つの成分を一定の比率に保てば、その他の成分も自然と理想的な比率になることが分かっています。結果として、常に高い品質を保持できるわけです。
――― 実感力が向上する上、品質のブレがなくなるわけですね!