激しい気温変化がバランスを乱す原因に。
ストレスというと精神面のイメージが強いですが、実は春の気温変化も、自律神経にとっては大きなストレス。というのも、自律神経は気温変化に合わせて交感神経・副交感神経の働きを切り替えることで、体温を調整しているのです。具体的には、暑い時は副交感神経の働きで、血管を広げて血流を促し、体内の熱を放出。逆に寒い時は、交感神経の働きで、血管を収縮して体内の熱を閉じ込めます。ところが、暑さ寒さの変化が激しい春は、この切り替えが上手くいかず、バランスを崩してしまうのです。
自律神経と血行が、春のめまい、耳鳴りを治すカギ。
自律神経のバランスが崩れ、副交感神経ばかりが活発になると、低血圧からめまいや耳鳴りを引き起こします。また、反対に交感神経が働き過ぎると、血管が収縮して全身が血行不良に。当然、脳にも充分な血液が行き渡らず、酸素不足でめまいが起こります。耳への血行不良については、耳鳴りだけでなく難聴を伴うこともあります。
こうしためまい、耳鳴りに対処するには、まず乱れたバランスを整えることが大切です。気温に応じて服装を調整するとともに、最後に紹介している7つのポイントを心がけて、自律神経を安定させましょう。また、ツボ押しやマッサージを行って、頭部や耳周辺の血行を良くするのも効果的です。
自律神経の乱れと血行不良、両方を改善する高麗人参。
高麗人参の有用成分ジンセノサイドは、大きくジオール系とトリオール系に分けられます。ジオール系は副交感神経に作用し、トリオール系は交感神経に作用するため、相互作用で自律神経のバランスが整うのです。これは、高麗人参の特長的な効果といえます。
また、高麗人参は赤血球の変形能力を高めて、血流をスムーズにするとともに、血小板の凝集を抑えて血液をサラサラにし、血流を改善します。この他、心機能を高める、赤血球の生成を促すといった働きで、低血圧に伴うめまい、耳鳴りも緩和します。
春のめまいや耳鳴りを予防・改善するために、高麗人参を日常的に摂ることをおすすめします。