現代病ともいわれるアトピー性皮膚炎は、全世界で患者が増える一方で、いまだ確実な 治療法が見つかっておりません。そんな中、アトピー性皮膚炎に対する高麗人参の効果を示唆する、臨床試験結果が発表されました。
アトピー性皮膚炎はバリア機能の低下が原因で起こります。
アトピー性皮膚炎に対する、高麗人参の効果について詳しくお話する前に、まずは症状が起こるメカニズムをご説明しましょう。
皮膚の角質層には、大きく分けて2つの機能があります。1つは、体内の水分消失を防ぐ保湿機能。もう1つは、外部からの刺激や異物の侵入を防ぐバリア機能です。このバリア機能の低下こそ、アトピー性皮膚炎の原因といわれます。