2.醗酵高麗人参の開発が進展
高機能の希少成分を豊富に含有。
研究開発室では数年前から独自の培養法による醗酵高麗人参の開発を進めています。他社製品の多くが、乳酸菌を使った液体培養で高麗人参を醗酵させているのに対して、弊社では麹菌を使った固体培養を採用。その結果、Gyp XⅦ やCOなど、これまで得るのが難しかったプレミアムジンセノサイドも誕生します。弊社の醗酵高麗人参に含まれるプレミアジンセノサイドの量は、下図のように、他社製品を大きく上回っています。また、Rb2やRc、Rdといった既存のジンセノサイドも豊富に含まれており、有用成分のバランスは抜群です。
3.医薬品開発が本格スタート
第二種医薬品製造販売業許可を取得。
高麗人参は中国最古の薬物書において上薬に分類されるほど有用性の高い健康素材。そのパワーを最大限に活かすべく第三類医薬品ドリンクの開発に着手しています。この取組みの一貫として、2015年6月に「第二種医薬品製造販売業許可」を取得しました。
この許可を得るには、いくつかの条件を満たす必要があります。まずは「薬剤師の有資格者」と「医薬品の品質保証を3年以上経験した人材」が在籍していること。また、組織に「総括製造販売責任者」および「品質保証責任者」「安全管理責任者」が置かれ、管理の体制が整っていること。さらには、自社製品の安全性に関する情報を収集するためのマニュアルを持っていることも条件です。
研究開発室では、こうした条件を一つひとつクリアし、許可取得に至りました。現在は、製造をより効率的に行うための方法を模索しています。また、この取組みで習得した医薬品レベルの品質管理を健康食品にも活かしていきます。