Ginseng ジンセン 2014年冬号

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今すぐ役立つ健康講座① 重病も引き起こす「寒冷ストレス」

冬なると血圧が上がるという経験はありませんか?その原因の1つは寒冷ストレスです。寒さは、体温を調整する自律神経に影響を及ぼし、高血圧、心筋梗塞など深刻な病気を招くので注意しましょう。

「たかが寒さ」と軽視は禁物!


寒さに交感神経が反応し、血の巡りが悪くなる。

自律神経は交感神経と副交感神経からなり、この2つがバランスよく働くことで健康が維持されます。このうち、寒さや冷たさに刺激されて活発に働くのが交感神経で、身体から熱を逃さないように血管を収縮させます。その結果、血液の巡りが悪くなって、血圧が上がり、高血圧や狭心症、心筋梗塞、脳出血などが起こりやすくなるのです。

肝臓の主な働き

特に、身体に悪いのが急激な温度変化。例えば、暖かい部屋から寒い部屋に移動したり、屋外に出たりすると、血圧が一気に上昇して心臓がダメージを受けるので、心筋梗塞の危険性が高まります。

 
自律神経を整えて、血液の流れを改善。

高麗人参で血流がスムーズに

高麗人参は自律神経を整える働きを持っており、これによって寒冷ストレスを和らげます。その効果は、弊社の臨床試験でも実証済みです(下図参照)。試験では、高麗紅参を摂取することで、上昇した血圧が早く正常に戻ったり、寒冷ストレスに耐える時間が伸びるといった結果が出ています。
この他、次のような血流改善作用もあり、高血圧や心筋梗塞などの予防・改善に効果を発揮します。
血小板の凝集を抑えて、血栓ができるのを防ぐ。
赤血球変形能を高めて、細い血管も流れやすくする。
脂質の排泄を促して、血液をサラサラに。

 
 
急激な温度変化から身を守る工夫を。

また、寒冷ストレスから身を守るために、生活面では温度変化に上手に対応することがポイント。例えば、お風呂に入る前に浴室を温めておく他、旅行や出張の時には、現地の気温を調べて、温度差から守る服装を心がけましょう。

寒さ対策を十分に行うとともに、高麗人参を活用して、冬を上手に乗り切ってください。