近年、テレビCMなどで広まったAGA(男性型脱毛症)。日本の成人男性に多く見られる脱毛症のタイプで、その主な原因は男性ホルモンです。女性にも発症の可能性がある、この脱毛症に対して高麗人参は効果を発揮します。
AGAは、こうして発症する!
健康な毛髪は2~6年かけて成長する。
AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で、和訳すると「男性型脱毛症」。その名の通り、成人男性に多い脱毛症で、頭のてっぺん部分や額の生え際が薄くなっていきます。
AGAの原因を知るには、まずヘアサイクル(毛周期)について理解することが必要です。毛髪には寿命があり、1本の毛髪が生えてから抜けるまでをヘアサイクルといいます。健康な毛髪は2~6年かけて太く成長。その後、抜けて、再び同じ毛穴から新しい毛髪が生えてきます。
男性ホルモンの影響で毛髪の成長がストップ。
AGAは、このヘアサイクルが乱れることで発症します。原因となるのがテストステロンという男性ホルモン。テストステロンが毛髪の細胞に入ると、酵素の働きによってジヒドロテストステロンという別の男性ホルモンに変化します。このジヒドロテストステロンが毛髪の細胞に作用して育毛を抑制。その結果、毛髪の成長が止まり、細くて弱々しい状態で抜けてしまうのです。ただ、テストステロンが変化するかどうかは、遺伝も関係するので、発症には個人差があります。
また、女性の身体にも男性ホルモンは存在するため、同じメカニズムでAGAを発症する可能性があります。例えば、更年期以降に女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが増えると発症のリスクが高まります。