秋になると、身体は体温を保つために、栄養をたくさん欲するようになり、空腹を感じやすくなります。ただでさえ美味しいものが多い秋。つい食べ過ぎて、気付けば糖尿病…なんてことにならないよう、しっかりと対策しましょう。
過剰なブドウ糖が、糖尿病を招く。
ご飯やパンなどの炭水化物を摂ると、体内で分解されてブドウ糖になります。本来なら、ブドウ糖はそのまま血液に運ばれて、筋肉や肝臓の細胞に取り込まれます。しかし過食や運動不足が続くと、ブドウ糖の量をコントロールする、インスリンというホルモンの働きが低下。すると、ブドウ糖が細胞に取り込まれにくくなり、血液中にどんどん増えていって高血糖状態になります。これが、糖尿病の正体なのです。
糖尿病の対策は早めが肝心!
余分なブドウ糖は、赤血球と結合して血液をドロドロにし、動脈硬化や高血圧を招きます。また、ドロドロ血液では酸素や栄養をうまく運べず、全身の細胞がエネルギー不足や酸欠状態に。その状態で放置し続けると、のどの渇き、体重の減少、疲労感など、全身に様々な症状が現れ、やがては恐ろしい合併症へと進行します。合併症には、網膜症・腎症・神経障害といった三大合併症の他、心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わるものも多くあり、早めに進行を食い止めることが大切です。そのためには、まず生活習慣の見直しが必須。全身症状が出る前に、炭水化物を控える、大食い・早食いを止める、運動を習慣づけるといった対策をとりましょう。
高麗人参が、糖尿病とその合併症を改善!
高麗人参には、インスリンと同様の作用を持つ成分が存在していることが、近年明らかになりました。
また、高麗人参の有用成分ジンセノサイドRb1、Rb2、Rcを糖尿病ラットに与えた実験では、血糖値の他、総コレステロール値、中性脂肪値などにも有意な低下が見られました。このことから、高麗人参は、糖尿病の改善に役立つことがわかります。
さらに、高麗人参は糖尿病の合併症や周辺症状にも効果を発揮します。例えば、血流をサラサラにして、動脈硬化を予防・改善。自律神経の働きを正常にする。鎮痛作用で神経痛を緩和。腎臓の健康レベル向上に機能して、不定愁訴を緩和するなど、全身に複合的に働きかけて症状を改善します。
生活習慣の見直しとともに、高麗人参を活用して糖尿病を予防・改善しましょう。