一般的な健康食品と高麗人参とでは、飲む目的が異なります。
ひとくちmemo
補給タイプに含まれる成分の多くは、身近な食材からも摂取できます。健康食品に頼りすぎず、食事を工夫することも大切です。
そもそも健康食品は、飲用目的によって2タイプに分けられることをご存知でしょうか。両者の特徴を分かりやすくお話しするために、それぞれを仮に「補給タイプ」・「効能タイプ」とします。補給タイプとは、日々の食事で不足しやすい栄養素や、年齢とともに体内から失われがちな成分を、補うための健康食品。ビタミンやミネラル、コラーゲン、グルコサミンといった、一般的な健康食品は、この補給タイプに分類できます。
もう一方の効能タイプは、健康の維持・増進や、特定の病状を予防・改善するために飲む健康食品。漢方やハーブを使ったものが多く、通常の食事では摂取しにくい成分を摂ることができます。
一定の効果が得られるものの、体調や体質によっては合わない場合もあるため、年齢や性別、健康状態を考慮して、飲まなければなりません。
健康維持から症状改善まで、あらゆる期待に応える高麗人参。
高麗人参は効能タイプの一つですが、飲む人を選びません。というのも、高麗人参の働きは、健康の3原則【食事・運動・睡眠】の質を高めるものであり、結果的に、その人自身が持つ〝自然治癒力〟を高めるからです。
つまり、健康な人が飲めばその状態を維持でき、身体の弱い人は強くなる。病気の人は改善に向かう…というように、個々の体質や体調に応じた効果を発揮するのです。これは、効能タイプの健康食品の中でも稀に見る働きであり、高麗人参が万能薬といわれる所以です。
高麗人参の薬効をさらに高めるために、重要なのが有用成分ジンセノサイド。詳しくは次ページでお話しします。