金氏高麗人参(株)研究開発室トップ>臨床試験情報>「紅参エキス末錠剤」の不定愁訴に対する効果>試験2
試験1の方法で用いた「自覚症状表」を分析し不定愁訴の諸症状の改善状況を調査した。「自覚症状表」には各々の不定愁訴について、最も良好な状態を7、最も悪い状態を1として、各自の状態を7段階評価で記録させた。
試験開始時に比べ症状の状態が3段階以上改善した場合を「著効」、2段階改善した場合を「有効」、1段階改善を「やや有効」とし、試験開始時と変化ない場合および悪化した場合は「無効」と判定した。有効率は「やや有効」以上の人数と試験開始時の有症者数(すなわち試験開始時の状態の数字が6または7をつけた良好な人は除く)から求めた。
「不眠」「手足の冷え」「胃痛」「腹部膨満感」で有効率が50%以上になり高い効果が見られた。
以上の結果から、1粒で約5割、2粒までで約6割の人に症状改善が見られ、少ない粒数でも過半数の人に効果があると考えられる。1日に3粒摂取を目安にすれば少なくとも7割の人に不定愁訴の改善が見られるのではと考えている。有効率を見たとき「不眠」「手足の冷え」「胃痛」「腹部膨満感」で有効率50%以上になり高い効果が見られた。