金氏高麗人参(株)研究開発室トップ>臨床試験情報>寒冷負荷ストレスに対する高麗紅参組成物摂取の急性効果
ストレス負荷中の血圧については高麗紅参組成物摂取前後による有意差はなかったが、負荷を終了すると高麗紅参組成物摂取は血圧を早く正常に戻す働きがあるのではないかと思われる。一方、心拍数は高麗紅参組成物を摂取すると試験開始前から有意に低く、安静時の心拍数を保つ働きがある。このことは自律神経のバランスをすばやく調整する作用と関連すると思われる。
また、負荷中の血圧は高く、心拍数は有意に低いことから、摂取すると血圧を戻そうとする力が働いていたかもしれない。いずれにしても、血圧が高く、心拍数も高ければ、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなることから、高麗紅参組成物摂取はこのリスク減少にはなろう。また、IWTTが有意に延長していることは、摂取により血液の流れを良くし末梢血管の程よい緊張を保ちながらも一方では血流制御に異常をきたすことなく、血流分布を微妙に調節していることを示している。
今回の結果は、寒冷負荷ということで冬場に焦点を当てたことになるが、その他もろもろのストレスに対しても高麗紅参組成物摂取は有効に作用するものと思われる。