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有効成分
ジンセノサイドについて
有効成分ジンセノ
サイドについて
高麗紅参の主要な有用成分ジンセノサイドについてまとめてみました。
1.紅参に含まれる有用成分「ジンセノサイド」について
高麗紅参は炭水化物、各種ペプチド、アミノ酸類、核酸類、各種ビタミン、各種ミネラルなどを含んでいますが、最大の特徴は、ジンセノサイドという高麗人参特有のサポニン群を約40種類含有していることです。ジンセノサイドとは、ginseng(高麗人参)とglycoside(配糖体)の合成語で、高麗人参に含まれる配糖体を意味します。
一般にサポニンは多量に服用すると毒性を示す性質を持っていますが、高麗人参に含まれるサポニン(ジンセノサイド)には毒性がないのが特徴で、これは多量に長期間服用しても習慣性がなく、副作用もないということです。
2.ジンセノサイドの分類について
3.ジンセノサイドのバランスについて
4.各種ジンセノサイドの薬理作用について
各ジンセノサイド単独での薬理作用は下記の表で示しているように、明らかにされています。
なお、各種ジンセノサイドの組み合わせによる相乗効果についても充分期待できますが、今後の検討課題となっています。
分類 | ジンセノサイド 名 |
薬理作用 |
---|---|---|
ジオール系 | ジンセノサイド Rb1 |
中枢神経抑制作用、催眠作用、鎮痛作用、精神安静作用、解熱作用、血清蛋白質合成促進作用、中性作用脂肪分解抑制及び合成促進(インシュリン類似)作用、コレステロール生合成促進作用、プラスミン活性化作用、RNA合成促進作用、副腎皮質ホルモン分泌促進作用 |
ジンセノサイド Rc |
中枢神経抑制作用、RNA合成促進作用、血清蛋白質合成促進作用、プラスミン活性化作用、副腎皮質刺激ホルモン分泌作用 | |
ジンセノサイド Rb2 |
中枢神経抑制作用、DNA・RNA合成促進作用、プラスミン活性化作用、副腎皮質刺激ホルモン分泌促進作用、抗糖尿作用 | |
ジンセノサイド Rb3 |
神経細胞保護作用、心臓機能障害改善作用 | |
ジンセノサイド Rd |
副腎皮質ホルモン分泌促進作用 | |
20(S) ジンセノサイド Rg3 |
細胞転移抑制作用 | |
ジンセノサイド Rk1 |
抗癌、抗糖尿、認知機能改善(アルツハイマー病、痴呆、ADHD)… 脂肪代謝促進作用、脂質過酸化抑制作用、中性脂肪減少作用、糖尿合併改善効果、抗血栓効果、腎臓癌、結腸癌、前立腺癌細胞に対する細胞毒性効果 | |
ジンセノサイド Rg5 |
||
ジンセノサイド Rh2 |
抗細胞増殖抑制作用、抗腫瘍作用 | |
CK | 肝臓機能保護作用、抗炎症作用、糖尿病抑制作用、抗アレルギー作用、腫瘍増殖抑制作用 | |
PPD | 記憶障害回復作用、神経回路網再構築作用、抗癌活性作用 | |
トリオール系 | ジンセノサイド Re |
中枢神経興奮作用、DNA・RNA合成促進作用、プラスミン活性化作用、副腎皮質刺激ホルモン分泌促進作用 |
ジンセノサイド Rg1 |
中枢神経興奮作用、抗疲労作用、疲労回復作用、記憶学習機能改善作用、DNA・RNA合成促進作用、プラスミン活性化作用 | |
ジンセノサイド Rf |
脳神経細胞と関連した鎮痛作用 | |
20(S) ジンセノサイド Rg2 |
血小板凝集抑制作用、プラスミン活性化作用 | |
ジンセノサイド Rh1 |
抗癌活性作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用 | |
ジンセノサイド Rk3 |
抗癌、抗糖尿、認知機能改善(アルツハイマー病、痴呆、ADHD)… 脂肪代謝促進作用、脂質過酸化抑制作用、中性脂肪減少作用、糖尿合併改善効果、抗血栓効果、腎臓癌、結腸癌、前立腺癌細胞に対する細胞毒性効果 | |
ジンセノサイド Rh4 |
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ジンセノサイド Rf1 |
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PPT | ストレス緩和作用、抗癌活性作用、抗炎症作用 | |
オレアノール 系 |
Ro | 抗炎症作用、解毒作用、抗トロンビン作用、血小板抑制作用、抗肝炎作用、大食細胞活性作用 |