全国的な電気料金の値上がりを受け、 節電への意識はますます高まっています。 今も冷房の使用を控えるなど、 節電に取り組んでいるご家庭も多いでしょう。 その中で増えているのが、 新しいタイプの夏バテです。
新しいタイプの夏バテは 「胃腸の冷え」が原因。
これまでの夏バテに多かったのは、暑い屋外と冷房が効いた室内を行き来することで、体温調節を担う自律神経が乱れて起こるタイプでした。対して、今増えているのが、暑さをしのぐために冷たいものを摂り過ぎてしまい、胃腸が冷えて起こるというタイプです。
胃腸が冷えると血流が悪くなり、食べ物を消化・吸収する力だけでなく、自律神経の働きも低下。すると、下痢や便秘、胃痛、胸焼けといった不調の他、通常の夏バテと同様にだるさや倦怠感、食欲不振といった症状も現れるのです。
放っておくと、免疫力にまで影響が…!
新しいタイプの夏バテは、各症状に加えて、免疫力の低下も招きます。というのも、腸には多くの免疫細胞が存在しており、腸が冷えると、それら免疫細胞の働きが悪くなって感染症にかかるリスクが高まるのです。
このような状況を防ぐためにも、冷たいものの摂り過ぎは、できる限り控えることが大切です。衣服で体温を調節したり、扇風機を活用して、節電しつつも涼しく過ごす工夫をしましょう。
高麗人参が夏バテを解消!
◎胃腸の機能を正常に
高麗人参は、胃腸の働きを活発にして、消化・吸収をサポートします。また、腸内に存在する乳酸菌の増殖を促すことで、腸内環境を整え、便秘や下痢を改善します。
◎血流改善
血液成分の1つである赤血球の変形能力を高める他、血液の粘度を下げたり、血栓ができるのを抑えることで、体内の血液循環を正常にします。この働きにより、身体が内側から温められて、胃腸の冷えによる夏バテを防ぎます。
◎自律神経を整える
自律神経の働きを整え、夏バテの諸症状にパワーを発揮。昼間の活動をサポートするとともに、夜はグッスリ眠れるように導いて、だるさや倦怠感を解消します。
夏バテ対策に 腹式呼吸を取り入れよう!
私たちが普段、 無意識に行っている呼吸は、大きく分けて2種類あります。 1つは、 起きている時に行う胸式呼吸。 もう1つは、 寝ている時に行う腹式呼吸です。
腹式呼吸は、お腹を出したり引っ込めたりして行う呼吸法。これを意識的に行うことで胃腸を刺激し、 ぜんどう運動を促します。 すると、 血流が良くなって自律神経も整い、 夏バテの症状を緩和できるのです。