高麗人参で人々の健康に貢献したい。金氏高麗人参(株)研究開発室

足の細胞間に水分が溜まり、足が膨らんでしまう状態です。足は重力の影響を受けて、むくみやすいのです。血液やリンパの循環が悪い、つまり新陳代謝が悪くて起こります。 足のむくみの原因と対策は、主に次のようなことがあげられます。

＜1＞長時間立ちっぱなし／座りっぱなし

心臓から遠い部分にあたる足は、重力の影響を受けて足に疲労が溜まりやすく、筋肉が硬くなった結果、体液の循環が悪くなってむくみます。
足を上下に動かしたり立ったりする等、時々体勢を変えることで対策できます。

＜2＞塩分の摂り過ぎ

塩分を摂り過ぎると血中濃度が上がり、腸内の水分が血管へ送られます。これにより血流が増え、大量の血液が回り続けることに。すると、余分な水分が血管外へしみ出して皮下組織で水分が溜まり、むくみが生じるのです。
対策としては、味付けの濃い食べ物を控えること。１日の塩分目安量は10g以下に抑えましょう。

＜3＞冷え性による

冷えによって腸の働きが悪くなり水分が溜まりやすくなります。むくむと水分がうまく排出されず、身体が冷えてしまって悪循環に…。
身体を芯から温めてケアするのが効果的です。

＜4＞ホルモンバランスによる

女性ホルモンにはエストロゲン（卵胞ホルモン）とプロゲステロン（黄体ホルモン）があります。エストロゲンは自律神経や感情の動き等にかかわり、プロゲステロンはエストロゲンの過剰分泌がもたらす健康への害を防止する作用を持ちます。しかしストレス等によりこのバランスが崩れると、むくみ等が生じます。

＜5＞骨盤の歪みによる

女性の骨盤にある大腰筋が運動不足や加齢、ストレス等で弱くなると、内臓が下がってきます。その結果、骨盤が歪んで血行やリンパの流れが悪化。足のむくみが生じてしまうのです。
骨格を矯正してむくみを防ぎましょう。

＜6＞妊娠による

妊娠すると女性ホルモンバランスの変化や、妊娠後期の大きくなった子宮に血管が圧迫されることによって、下半身がむくみやすくなります。一説では、妊婦の3人に1人がむくむといわれています。
塩分を控える、就寝時に足を高くして横になる等しましょう。また、産後は自然に解消します。

＜7＞外反母趾による

外反母趾とは、足の親指が小指の方に曲がっていく症状をいいます。この状態で歩行すると脛や腿の筋肉が疲労により緊張し、血管を圧迫したり締め付けるため静脈のうっ血が起こったりするのです。これがむくみの原因となります。
ご自分に合った履き物を選びましょう。