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第20回世界老年学老年医学学術大会-更年期、胃炎、心血管、睾丸機能障害などの改善
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2013.8.5 タバコ人参新聞
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紅参は、女性の更年期、萎縮性胃炎、老衰した睾丸の機能障害の改善に効果があるという研究結果が出て関心を集めている。
閉経期の更年期症状緩和効果
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最近、ソウルのCOEXで開かれた「第20回世界老年学老年医学学術大会」で延世大学医学部ソソクギョ教授は、 「紅参が更年期の症状を緩和させてくれ、心血管疾患の危険因子を低下させるという事実を臨床試験で確認した」と発表した。
ソ教授チームは72人の閉経期の女性をそれぞれ36人ずつ紅参投与群とブラシーボ群に分け、12週間更年期の症状の変化を測定した。 その結果、紅参群は更年期の症状が30~33%程度減少した一方、ブラシーボ群では殆ど何の変化もなかった。 また、紅参群のコレステロールとLDLが平均20%減少しており、頚動脈の血管内膜の厚さも4%減少した。 ソ教授は「今回の研究では、紅参が女性ホルモンのレベルに影響を与えないので、女性ホルモンに関連する疾患発生リスクが少ない」と述べた。
ヘリコバクターピロリ菌の除菌率上昇、及び、胃炎症状の軽減
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BundangCHA病院の研究院長、ハムギベク教授は紅参が胃炎の原因因子である「ヘリコバクタ―ピロリ(helicobacter pylori)」という菌の除菌率を上げて胃炎の症状も大きく減らせると紹介した。 ハム教授チームがヘリコバクタ―ピロリ菌で慢性萎縮性胃炎が生じた患者88人に除菌治療後、紅参を10週間追加投与した結果、 除菌治療だけ施行された患者よりも除菌率が上昇しただけではなく、胃炎の症状も大きく減少したことが分かった。 この研究では、胃腸管疾患の場合、薬治療以上に食品による疾患の予防と治療が非常に重要であることを証明したのだ。
睾丸機能障害の改善
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建国大学医療生命大学長のキムシグァン教授は紅参投与群である年老いた鼠(12ヶ月齢に4ヶ月間経口投与)と若い鼠(4ヶ月齢)及び年老いた鼠対照群(16ヶ月齢)の三つのグループに分けて 行った比較実験の結果、紅参抽出物を投与した年老いた鼠の精子の数、精子の生成指数と精子の運動性が若い鼠のレベルに改善されたとキム教授は説明した。 紅参が抗酸化機能を向上、性ホルモンのバランスを回復、性ホルモン受容体蛋白質の発現量を増加させたためである。
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心血管等、その他の発表
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この他、KGC人参公社中央研究員ハンギョンホ基盤技術研究所長は、科学的根拠によって証明された紅参サポニンの免疫調整、 心血管疾患の予防、神経保護等、様々な薬物学的効果を説明した。多糖類、ペプチド(peptide)、ポリアセチレン(polyacetylene)化合物のような 紅参の有効成分の薬理作用についても発表した。
また、韓国食品医療品安全庁が認めた5つの機能(免疫力の増進、疲労改善、血流、記憶力の改善、抗酸化を助ける)の活用方法についての議論があった。 今回の学術大会には、世界老年医学専門家 6000人余りが参加した。
金容培記者
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