冬季うつ特有の過眠や過食に注意。
冬季うつの症状には、通常のうつ病に見られる気分の落ち込みや倦怠感などに加えて、過眠や過食があります。
例えば、1日に10時間以上寝ても、寝不足を感じたり、食欲が異常なほど旺盛になったり。特に炭水化物や甘いものを無性に食べたくなったら要注意です。他の季節は元気なのに、冬になると、こうした症状に悩まされる場合は、冬季うつを疑いましょう。
日照時間が短くなるとホルモンの分泌に影響。
冬季うつの主な原因は、冬の日照時間の短さ。日光を浴びる時間が短くなると、脳内で分泌されるセロトニンやメラトニンというホルモンの分泌が乱れて、症状が起こるのです。
セロトニンは、脳神経間の情報伝達を担う物質で、精神や感情、そして食欲のコントロールに大切な役割を果たしています。セロトニンは目から光の刺激を受けることで生成されるので、日光を浴びる量が少ないと不足することに。それにより、心が不安定になったり、食欲を抑えられなくなったりするのです。
一方のメラトニンは睡眠にかかわるホルモン。昼間に日光を浴びることで、夜、暗くなると分泌されます。しかし日光の量が少ないと、メラトニンが分泌されるタイミングや量が乱れて、睡眠と覚醒のリズムが崩れてしまいま
冬季うつの症状を改善する高麗人参。
高麗人参には、冬季うつの改善に役立つ多様な働きがあります。まずは、その原因となるホルモンバランスを整えるとともに、ストレスを緩和して、心のイライラや不安を鎮めます。さらに、食べ過ぎによる胃の不調や肥満、疲労といった症状にも効果があります。
高麗人参を飲み続けるとともに、生活習慣の改善にも努めて、冬季うつの対策をしましょう。